実施報告 2014高専女子フォーラムin関西
平成26年12月23日(火・祝)神戸市産業振興センター
中学生・高校生30名、保護者42名、企業関係者118名(62社)、教育関係者60名、
発表学生46名、見学学生9名、運営学生8名、高専生保護者6名の合計319名が参加しました
(中学生の部)
12:00 開会式
開会挨拶 奈良工業高等専門学校 校長 谷口 研二
女子中学生・保護者を対象とした高専女子学生によるポスター発表
13:30 休憩
(企業の部)
13:50 開会式
開会挨拶 奈良工業高等専門学校 校長 谷口 研二
独立行政法人国立高等専門学校機構本部
事務局次長・男女共同参画推進室長 内山 祐二郎
企業関係者を対象とした高専女子学生によるポスター発表
15:05 休憩
15:25 高専女子学生・高専教員を対象とした企業の方によるポスター発表
16:40 閉会式
閉会挨拶 和歌山工業高等専門学校 校長 堀江 振一郎
名刺交換会
公立、私立の高専を含む近畿地区7高専の女子学生が、前半は女子中学生・保護者を対象に、後半は企業関係者を対象に31件の発表を行いました。また、企業からも、男女共同参画に対する取り組みの紹介、女性技術者の活躍の紹介などの発表が40件なされました。
【中学生の部】
まず、前半の部(女子中学生・保護者を対象としたセッション)では開会式が行われ、代表幹事校である奈良高専の谷口研二校長からこの度の高専女子フォーラムを近畿地区7高専が主催して開催することになった経緯を説明し、高専女子フォーラムを継続して開催する意義について述べられました。
(1)女子中学生・保護者を対象とした高専女子学生によるポスター発表
開会式後は、女子中学生・保護者に向けて、高専の専門教育紹介12件、研究紹介11件、学生生活紹介8件、計31件の高専女子学生によるポスター発表を行いました。高専で学んだ事・成長した事、将来の夢などを自分の体験を交えて分かりやすく紹介しました。また、中学生からの質問にも丁寧に答え、将来の選択肢に「高専」が加わるよう高専の魅力を一生懸命伝えました。
同時に、各校の担当者による「入学相談コーナー」を設け、高専教育に関する情報を提供することができました。
奈良高専の谷口校長による開会の挨拶
入学相談コーナーの様子
【企業の部】
後半の部(企業関係者を対象としたセッション)では、始めに奈良高専の谷口研二校長から開会の挨拶があり、次に独立行政法人国立高等専門学校機構本部の内山祐二郎事務局次長・男女共同参画推進室長から、本フォーラムを通じて高専女子の実力を社会に発信し、企業関係者の皆様と交流を深め、学生自身が成長することを期待している旨の挨拶がありました。
(2)企業関係者を対象とした高専女子学生によるポスター発表
その後、高専女子学生によるポスター発表が行われ、企業関係者や教育関係者に高専女子学生の実力をアピールしました。企業関係者からの質問に答えたり、有意義なアドバイスをいただいたりとコミュニケーションを取りながらの発表となりました。
開会挨拶の様子
国立高等専門学校機構本部
内山事務局次長による開会の挨拶
高専女子学生による企業の方への発表の様子
大勢の方にお越しいただきました
(3)高専女子学生及び教員を対象とした企業によるポスター発表
引き続き、高専女子学生・高専教員に向けて、企業関係者からは40件の発表がありました。女性が働きやすい職場の構築、従業員の子育てなどを支援する仕組みについて具体的な紹介がありました。技術者や人事担当者から直接お話を聞く貴重な機会を利用して、女子学生達は積極的に質問をしていました。
閉会式では和歌山高専の堀江振一郎校長から、多くの企業の方に来場していただき、企業の皆様と高専関係者が女性技術者の活躍推進について共に考える素晴らしい機会になった旨の話があり、関係者の皆様への謝辞が述べられました。
最後に企業関係者と高専教員の名刺交換会を行い、短い時間ではありましたが交流を深めました。
企業発表の様子
和歌山高専堀江校長による閉会の挨拶
「2014年度高専女子フォーラムin関西」は、近畿地区7高専が主催する初めてのイベントでしたが、企業関係者をはじめ300名を超える参加者があり、女子学生の活躍に対する期待の高さがうかがえるものとなりました。今後も継続して開催する予定です。