国立高専機構からの
お知らせ

2024.3.11 (mon)

第4回高専モデル委員会(ベトナム協力)を東京にて開催しました

 高専機構は、ベトナム商工省(MOIT)が設置するベトナム商工短大(COIT)、フエ工業短大(Hue-IC)、及びカオタン技術短大(CTTC)の3つのパイロット校に対して、日本式高専教育システムの導入支援を行っています。

 高専モデル委員会は、ベトナム商工省(MOIT)、ベトナム労働・傷病兵・社会問題省(MOLISA)、及び高専機構をメンバーとして、これら3校の教育活動に関するPDCA評価実施により、教育活動の質的向上を図ることを目的として設置されました。

 これまでに7回のワーキンググループと3回の委員会を経て、令和6年3月11日(月)、しめくくりとなる第4回高専モデル委員会を東京・竹橋にて開催し、3パイロット校の教育活動の質的向上に資するPDCA評価の最終フォローアップを行いました。

 本委員会には、3パイロット校よりCOITバン学長、Hue-ICクアン学長、及びCTTCチュン副学長が訪日し対面にて参加し、MOITからはヒュウ次長、MOLISAからはビン専門員らがオンラインで参加しました。また、高専機構からは谷口理事長、ベトナム協力幹事校の金寺校長(宇部)、支援校の阿部校長(函館)、太田校長(鶴岡)、伊津野校長(岐阜)、八木校長(有明)、関係の教職員らが参加しました(太田校長、八木校長はオンライン参加)。

 委員会では、PDCA評価のフォローアップ報告がなされ、これまでの協力活動の結果として、各パイロット校のKOSENモデルプログラムコースの入学者や、卒業生の日系企業就職者の増加等の成果が得られたこと等が確認されました。

 次年度以降は、広範な学校間交流を通じた活動を継続して参ります。


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