GEAR 5.0とは何か?
GEAR 5.0 =
未来技術の
GEAR 5.0は、国立高等専門学校機構が2020年度から進めている
<高専発!「Society 5.0型未来技術人財」育成事業>で行われているプロジェクトの1つです。
高専発!
「Society 5.0型未来技術人財」育成事業
Society 5.0で実現する「全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出す」社会において、社会の課題に自律的・主体的に取り組める学生を育成します。
地域密着型・課題解決型・社会実装型などといった高専の従来型の特長を生かしつつ、産学官の連携体制という全国規模の面(基盤、ネットワーク)をつくることで、全国にある51校の国立高専の資源を駆使した新たな人材育成モデルの構築を図る、教育研究プロジェクト。
1つの分野だけでは解決できない社会の大きな課題に対して、様々な専門的知見を生かした研究活動を行い、成果を出すという実践的な取り組みとなっています。
GEAR 5.0を構成する5分野6拠点(ユニット)
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マテリアル分野
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介護・医工分野
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防災・減災分野(防疫)
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防災・減災分野(エネルギー)
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農林水産分野
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エネルギー・環境分野
全国の国立高専と産学官の連携による、全国規模の面のイメージ
各地域の特色を生かした「点」としての高専同士でネットワークを形成し、企業・大学・自治体と連携することで、全国規模の「面」の体制をつくる
GEAR 5.0 の各分野における全体像
各分野で研究ネットワークを構築させることで、各高専の強み・技術を集結させ、大きな成果を生み出していきます。
KEA(Kosen Education Administrator)
GEAR 5.0の教育効果を分析し、情報の発信や共有、カリキュラム点検などを通じて、教育の質担保を目指す教職員。
高専機構と中核拠点校・協力校の間をつなぎ、教育面での活動支援を行っています。
KRA(Kosen Research Administrator)
企業などから高専機構に問い合わせがあった内容(ニーズ)に適した技術(シーズ)を、全国の国立高専から探して提案する「仲介役」を担う教職員。そのほか、産学官連携の強化、外部資金の獲得、研究成果の発信や共有などを推進しています。
全国の国立高専マップ
GEAR 5.0では、全国に51校ある国立高専が1法人である組織特性を活かし、各高専の特長を連携によって最大限に生かしながら教育研究活動を面展開させることで、社会の大きな課題に取り組んできました。