授業で幅広く知識を得たことが、何かを学ぶときのベースになっている。
Q. 高専本科卒業後の歩みを教えてください。
京セラコミュニケーション(株)に就職し、入社後3年間は工場で使用している外注管理システムや資材品購入システムの保守やメンテナンスを担当していました。入社4年目の時にシステム開発部門に異動し、現在は8名ほどのチームのチームリーダーとして業務を行っています。
Q. 高専時代の一番の思い出はなんですか?
年に一度、文化祭・体育祭が2日間にわたって開催される高専祭です。私が在籍していた鹿児島高専では体育祭の応援団の演舞にとても力を入れており、当日に向けてクラスメイトを中心に1〜2ヶ月間休みや放課後を使ってみっちり練習していました。他の学年や学科の方との交流も広げることができたので、準備期間も含めて一番楽しかった思い出です。
Q. 高専での経験で、今とても役に立っていることはなんですか?
現在は業務で主にJavaを使用していますが、在学中にC言語を学べたことはとても役に立っています。それ以外も、授業で幅広く知識をつけさせてもらえたことが、何かを学ぶときのベースになっているなと感じています。
Q. 高専時代、やっておいたほうが良かったと思うことはなんですか?
学生限定のイベントやインターンなど、学生の間にしかできないことをたくさん経験すればよかったなと思います。私の高専時代の長期休みの多くはアルバイトに費やしていたのであまり参加していなかったのですが、社会人になってみると学生は色々なところで歓迎されているんだなと感じるので、ぜひ活用してみてほしいです。どんな仕事やどんな風に働きたいのかを考えるきっかけにもなるのではと思います。
Q. 小中学生に向けて進路のアドバイスをお願いします。
やりたいことが決まっている人もいれば、やりたいことがまだ決まっていない人もいるかと思いますが、まずはいろいろなことを経験してみてほしいです。いろいろ経験すれば、少しでも自分の心に引っかかる部分が出てくると思うので、興味を持ったところをとことん追求してもらえたらなと思います。
インタビューは動画でもご覧いただけます。是非チェックしてみてくださいね。