実施報告 2017高専女子フォーラムin関西
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平成29年12月23日(土・祝)、近畿大学11月ホール
小学生・中学生17名、保護者21名、企業関係者122名(62社)、教育関係者78名、
発表学生101名、見学学生8名、運営学生12名の合計359名が参加しました!
(中学生の部)
11:30 開会式
開会挨拶 和歌山工業高等専門学校 校長 角田 範義
女子中学生・保護者を対象とした高専女子学生によるポスター発表
12:30 休憩
(企業の部)
12:50 開会挨拶 和歌山工業高等専門学校 校長 角田 範義
企業関係者を対象とした高専女子学生によるポスター発表
14:20 休憩
14:45 高専女子学生・高専教員を対象とした企業の方によるポスター発表
16:40 閉会式 挨拶 国立高等専門学校機構 男女共同参画推進室 アドバイザー
奈良工業高等専門学校 校長 後藤 景子
名刺交換会
公立、私立を含む近畿地区7高専をはじめ、八戸・鈴鹿・米子・津山・呉・北九州など全国の高専女子学生が、前半は女子中学生・保護者を対象に、後半は企業関係者を対象に46件の発表を行いました。また、企業からも、男女共同参画に対する取り組みの紹介、女子技術者の活躍の紹介などの発表が47件なされました。
【中学生の部】
まず、前半の部(女子中学生・保護者を対象としたセッション)では開会式が行われ、代表幹事校である和歌山高専の角田範義校長から、今回の高専女子フォーラムの参加校の紹介およびフォーラムの趣旨について説明があり、社会では女性の活躍が求められていることについて述べられました。
(1)女子中学生・保護者を対象とした高専女子学生によるポスター発表
開会式後は、女子中学生・保護者に向けて、高専の専門教育紹介14件、研究紹介13件、学校生活紹介19件、計46件の高専女子学生によるポスター発表を行いました。高専で学んだ事・成長した事、将来の夢などを自分の体験を交えて、高専女子学生たちが分かりやすく紹介しました。また、中学生からの質問にも丁寧に答え、将来の選択肢に「高専」が加わるよう高専の魅力を一生懸命伝えました。
同時に、各校の担当教員による「入学相談コーナー」を設け、高専教育や入試に関する情報を提供することができました。
和歌山高専角田校長による開会の挨拶
入学相談コーナーの様子
高専女子学生による中学生・保護者向けポスター発表の様子
【企業の部】
(2)企業関係者を対象とした、高専女子学生によるポスタープレゼンテーション
後半の部(企業関係者を対象としたセッション)では、和歌山高専の角田範義校長から、本フォーラムを通じて企業関係者の皆様との交流を深め、積極的な意見交換から高専女子の実力を引き出して頂き、高専における工学系女子の人材育成の効果について体感して頂きたいとの挨拶がありました。
その後、高専女子学生によるポスター発表が行われ、企業関係者や教育関係者に高専女子学生の実力をアピールしました。企業関係者からの質問に答えたり、有意義なアドバイスをいただいたりとコミュニケーションを取りながらの発表となりました。
開会式の様子
大勢の方にお越し頂きました
高専女子学生による企業の方への発表の様子
(3) 高専女子学生及び教員を対象とした、企業によるポスター発表
引き続き、高専女子学生・高専教員に向けて、企業関係者からは47件の発表がありました。女性が働きやすい職場の構築、従業員の子育てなどを支援する仕組みについて具体的な紹介がありました。技術者や人事担当者から直接お話を聞く滅多にない機会に、女子学生達は積極的に質問をしていました。
閉会式では、国立高等専門学校機構 男女共同参画推進室 アドバイザーである奈良高専の後藤景子校長から、「本フォーラムに参加することで女子学生と企業の方々とのネットワークが築けたと思っており、また発表した女子学生がとても元気でエネルギーを感じました。近い将来には『男女共同参画推進』という言葉を言わなくなるのではと感じています」との挨拶が述べられました。
企業発表の様子
奈良高専後藤校長による閉会の挨拶
最後に企業関係者と高専教員の名刺交換会を行い、短い時間ではありましたが交流を深めました。
「高専女子フォーラムin関西2017」は、企業関係者をはじめ 約360名の参加があり、女子学生の活躍に対する期待の高さがうかがえるものとなりました。
名刺交換会の様子