機構からのお知らせ(平成26年12月17日)

第11回全国国立高等専門学校メンタルヘルス研究集会を開催


 国立高専機構は、去る11月6日・7日の両日、「第11回全国国立高等専門学校メンタルヘルス研究集会」を国立オリンピック記念青少年総合センターで開催しました。

 この研究集会は、学生のメンタルヘルスを担当する教職員のスキルアップを図るとともに、学校間の情報交換を目的としています。国立高専およびオブザーバー参加の公私立高専を合わせ計54校から、新任校長6人を含む137人の教職員が参加しました。

 初日に高専機構学生支援・課外活動委員会の古屋委員長(東京高専校長)による開会挨拶が行われました。その中で、参加者に対し学生のメンタルヘルスへの尽力に謝辞を述べ、学生にとってメンタルヘルスは重要な課題であるとともに、学生の発達障害やいじめ防止、自殺予防等、これらの問題に対して教職員の役割は極めて重要であること、教職員のメンタルヘルスに関し、学生と向き合う上での悩み等を共有することにおいても、この場を有益なものとし、ここで得たことを学校現場で活かすよう期待していること等について言及しました。

 続いて、杉山 登志郎氏(国立大学法人浜松医科大学児童青年期精神医学講座特任教授)による「発達障害の理解と対応」と題する講演があり、発達障害に関して様々な側面から解説がなされ、発達障害に対しての理解が深められました。また、具体的な対応事例の紹介等もあり、特に高専という環境も踏まえた発達障害を持った学生への対応等に強く関心を寄せている参加者は熱心に講演に耳を傾けていました。

 講演の後は、カウンセラー等メンタルヘルスの専門家を分科会ごとにアドバイザーとして迎え、参加者は以下の5つのテーマによる分科会に分かれて、事例報告や活発な討議を行い、初日の日程を終えました。

テーマ:①学生相談事例、②保健室におけるメンタルヘルス業務のあり方、③メンタルヘルス業務の技法、④学生相談室と学内の協力体制、及び保護者を含む外部との連携、⑤発達障害の学生への支援

 2日目は、学生相談担当教員等情報交換会、看護師情報交換会を開催し、その後、前日に引き続き各分科会で討議等が行われ、午後は、全体会として、各分科会から討議内容等の報告や意見交換が行われました。

 本研究集会は、発達障害やいじめ防止などへの理解を一層深めるとともに、参加者相互の意見交換・情報交換を通じて、高専におけるメンタルヘルスの現状と重要性を再認識する有意義なものとなりました。


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開会の挨拶を行う古屋委員長
開会の挨拶を行う古屋委員長
 
分科会の様子
分科会の様子
 


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