機構からのお知らせ(平成25年11月8日)


国立高等専門学校機構に対する会計検査院の実地検査結果について

 この度の会計検査院実地検査結果について、不適正な経理処理及び物品管理並びに高専機構の保有する土地が有効利用されていなかったことについて指摘を受けたことは、誠に遺憾であり、事の重大さを重く受け止めております。
 特に、会計経理に関しては、今回受検した高専すべてにおいて不適正な経理処理が判明したこと、また、東京工業高等専門学校においては、平成23年度に判明した研究費の不適正経理(預け金)と同様の事案が指摘されたことは、極めて遺憾であり、国民の皆様並びに関係機関に対し深くお詫び申し上げます。
 高専機構としては、今回会計検査院から指摘されたことを真摯に受け止め、平成23年度末に策定した再発防止策の確実な実施を各高専に対して、あらためて徹底を図るとともに、各高専における取組状況等を確実に把握することによって、適正な会計処理及び資産管理を行ってまいります。
 また、今後、同様の事例を繰り返すことのないよう、法人全体で全力を挙げて、信頼回復に努めてまいる所存です。


                           平成25年11月
                            独立行政法人国立高等専門学校機構
                               理事長    小 畑 秀 文





< 参考 >

○国立高等専門学校機構に対する会計検査院の指摘概要について

1.研究費等の経理について

【経 緯】
 会計検査院は、国立高等専門学校に対して以下の会計実地検査等を実施。
 (1) ①18高専における平成19年度から23年度の間に締結した物品の購入等に係る契約につ
   いて、各高専の会計書類と取引業者の保管する書類を照合確認するなどの方法により実
   地検査。
   ②平成23年8月に判明した東京高専における公的研究費の不正使用を受け、24年3月高
   専機構理事長より各高専校長に発出した「公的研究費等に関する不正使用の再発防止
   策の徹底について」に対する全51高専における24年度の取組状況を書面で確認。

 (2)全51高専における23年度末時点の備品の管理の状況 について実地および書面により
 検査。

【検査の結果】
 (1)①18高専全てにおいて不適正な経理処理が認められた。
    a預け金   1高専(289万円 うち国庫補助金93万円)
    b差替え   2高専(155万円 うち国庫補助金9万円)
    c翌年度納入 18高専(1億4,497万円 うち国庫補助金1,643万円)
    d前年度納入 14高専(2,000万円 うち国庫補助金47万円)
    計18高専(1億6,940万円 うち国庫補助金1,792万円)
   ②50高専において再発防止の取組が十分ではなかった。
 (2)30高専において、必要な手続きを経ず備品を廃棄等していた。
  計14,652個(取得価格計6億9,380万円)

2.保有する土地の有効利用について

【経 緯】
 会計検査院が、平成25年3月31日現在で国立高等専門学校が保有する土地等の利用状況等について会計実地検査等を実施。

【検査の結果】
 17高専において、具体的な処分計画又は利用計画が策定されないまま2年以上にわたり有効に利用されていない状況にあった。(4万3千㎡、簿価13億7,880万円)
 ※ 指摘を受けた土地は、主に職員宿舎の跡地であり、経年により老朽化したため利用を中
  止し、建物を取り壊したものや、震災等により利用困難となったもの。



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