機構からのお知らせ(平成24年11月26日)

第9回全国国立高等専門学校メンタルヘルス研究集会を開催



  国立高専機構は、去る11月1日・2日の両日、「第9回全国国立高等専門学校メンタルヘルス研究集会」を国立オリンピック記念青少年総合センターで開催しました。

 この研究集会は、学生のメンタルヘルスを担当する教職員のスキルアップを図るとともに、学校間の情報交換を目的としています。国立高専およびオブザーバー参加の公私立高専を合わせ計53校から、新任校長8人を含む122人の教職員が参加しました。

 初日の開会挨拶で赤坂理事は、参加者の日頃の学生のメンタルヘルスへの尽力に謝辞を述べた後、学生にとってメンタルヘルスは重要な課題であるとともに、研究集会で高専現場でのメンタルヘルスの状況について認識を深め、各校の運営に役立てることを期待していると締め括りました。

 続いて、大森美湖氏(国立大学法人東京学芸大学保健管理センター准教授)による「思春期・青年期の悩みの理解と関わり」と題する講演があり、青年期の学生の特徴について触れながら、メンタルに問題を持つ学生に対する具体例を紹介しました。また、援助者自身のメンタルヘルスの重要性についても言及し、参加者が熱心に耳を傾けていました。

 講演の後は、参加者は①学生相談事例、②保健室におけるメンタルヘルス業務のあり方、③メンタルヘルス業務の技法、④学生相談室と学内の協力体制、及び保護者を含む外部との連携、⑤発達障害学生への対応の5つのテーマによる分科会に分かれて、事例報告や活発な討議を行ない、初日の日程を終えました。

 2日目は、前日に引き続いて分科会が開催され、午後からは、文部科学省いじめ問題アドバイザー 藤崎育子氏(開善塾教育相談所相談部長、藤沢市教育委員)による「いじめをはじめとする学生の問題行動について」と題する講話が行われました。講話では、心に傷を負った学生に対するアプローチの仕方について、経験に基づき紹介があり、教職員の役割と責任を再確認する参加者も多く見受けられました。その後、各分科会から討議内容等の報告が行われました。

 参加者は、学生の心の悩みや発達障害などへの理解を一層深めるとともに、参加者相互の意見交換を通じて、高専におけるメンタルヘルスの現状と重要性をあらためて認識する有意義な研究集会となりました。

※画像をクリックすると拡大します[JPG]
開会の挨拶を行う赤坂理事
開会の挨拶を行う赤坂理事
 
大森 美湖 氏による講演の様子
大森 美湖 氏による講演の様子
 

.

戻る

|

進む

ページトップへ戻る