機構よりお知らせ(平成22年2月4日)

メンタルヘルス研究集会を開催


 国立高専機構は、去る1月28日・29日の両日、「第6回全国国立高等専門学校メンタルヘルス研究集会」を国立オリンピック記念青少年総合センターで開催しました。

 この研究集会は、学生のメンタルヘルスを担当する教職員のスキルアップを図るとともに、学校間の情報交換を目的としています。国立51校およびオブザーバーとして公立1校・私立2校の計54校から、新任校長6人を含む108人の教職員が参加しました。

 初日の開会挨拶で冷水理事は、参加者の日頃の学生のメンタルヘルスへの尽力に謝辞を述べた後、青少年の自殺の問題に触れ、メンタルヘルスが重要な課題であるとの認識を示し、この研究集会で得たことを学校現場での取り組みに活かすよう期待していると、締め括りました。

 続いて、渥美義賢氏((独)国立特別支援教育総合研究所発達障害教育情報センター長)から「発達障害の理解と支援」と題して講演がありました。平成17年4月に「発達障害者支援法」が施行されてからおよそ5年が経過し、発達障害への一般的な認識が深まるなかで、参加者は困難を抱える発達障害学生に対して適切な支援を行うために、熱心に聴講していました。

 講演の後は、参加者は①学生相談事例、②保健室におけるメンタルヘルス業務のあり方、③メンタルヘルス業務の技法、④学生相談室と学内の協力体制、及び保護者を含む外部との連携、⑤発達障害学生への対応の5つのテーマによる分科会に分かれて、事例報告や活発な討議を行ない、初日の日程を終えました。

 二日目の午前は、看護師情報交換会を行った後、カウンセラー等、メンタルヘルスの専門家を分科会ごとにアドバイザーとして迎え、前日に引き続いて分科会が開催されました。午後からは、全体会として、各分科会から討議内容等の報告がなされ、アドバイザーから助言・指導を受けて意見交換を行いました。

 参加者は、発達障害への理解を一層深めるとともに、参加者相互の意見交換・情報交換を通じて、高専におけるメンタルヘルスの現状と重要性について認識し直す機会に恵まれ、有意義な研究集会となりました。


※画像をクリックすると拡大します[JPG]
講演「発達障害の理解と支援」
講演「発達障害の理解と支援」


全体会(分科会報告およびアドバイザーからの助言・指導)
全体会(分科会報告およびアドバイザーからの助言・指導)




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