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    理事長
      理事長
       小畑 秀文


    新年のご挨拶


     あけましておめでとうございます。
     2015年が皆様にとりまして素晴らしい年であることを願っております。

     さて、今年は高専が創設されてから53年目に入ります。これまで公私立高専も含めて約40万人の卒業生を社会に輩出してまいりました。高い実践力と創造性を身につけた高度な技術者としての高専卒業者は、国内産業界からだけでなく海外からも高く評価されております。高専での実践的・創造的教育に対する高い評価が定着してきていることから、実践的技術者育成を教育目標の中心に据えて教育改革を進めつつある大学も現れてきました。また、海外からも高専制度の導入の動きがあり、例えばモンゴルにおいては日本の高専を模したKOSENが新たに生まれ、これからの国作りの中核を担う技術者育成に強い期待が掛けられております。これらは、教員の約80%が博士号を持つ強力な教員陣容と完備した先端的設備、さらには50年余の歴史の中で培われた高度な教育手法とがうまく調和して、世界に誇る高専教育が結実していることの証であると言えるでしょう。
     一方では、高専を取り巻く環境は厳しさを増しつつあります。少子化、財政難、科学技術の高度化や産業構造の変化、グローバル化など、急激な変化への適切な対応を迫られているからです。我々としては、5年一貫、あるいは専攻科まで含めた7年一貫教育という他の高等教育機関にはない特色を生かし、グローバルに活躍できる実践的・創造的技術者育成の高等教育機関としてさらなる発展を目指し、高専制度の特色を更に高める方向での改革に向けて一歩を踏み出す必要があります。

     ここで、偉大な先人の言葉を二つ。一つは、有名な科学者であるアインシュタインの、「この世に存在する数々の問題は、その問題が発生したときと同じ考え方では解決できない。」、もう一つは、スイスの哲学者であるアンリ・フレデリック・アミエルの、「決心する前に完全に見通しをつけようとする者は、決心することはできない。」というものです。これらの言葉に私は完全な共感を覚えます。私自身も、「迷った時には行動する方を選ぶ」を生活信条の一つにしておりますが、これはアミエルの言葉に通じるでしょう。高専機構の皆さんには、この二つの言葉をこれからの"より良い高専"を目指して議論するときの心構えとして持っていただければと思います。思い切ったチャレンジが必要かもしれません。必要であれば、従来の枠にとらわれずに新しい道にチャレンジしましょう。ただし、チャレンジするには相当な努力が伴うことはもちろんです。初めから無理なことはチャレンジとは言いません。
     今年こそ、高専機構6,000名の英知を結集して新たな高専の未来像に向かって進みましょう。

    これまでのご挨拶はこちら
     平成26年 1月  新年のご挨拶
     平成25年 4月  新たなる発展を目指して
     平成25年 1月  新年のご挨拶
     平成24年 4月  50年の歴史を礎に更なる発展を目指して
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